AI人口知能トピック

AIを実現するのは機械学習

更新日:

デジタルパターン

 

AI(人口知能)はどのように作られるのでしょうか。

AIは機械学習という方法を用いて作ります。

 

例えば、クレジットカードの明細が届いた時、今月は食費が多かったなとか、無駄遣いが多かったな、と思ったことはありませんか。

機械学習はこれと似たような思考で動きます。

  1. たくさんの過去データを読む
  2. データの傾向や特徴を見つけ覚える
  3. 見たことのないデータに対して、覚えた傾向に従って判断を下す

1~2の動作を学習といい、3の動作を予測といいます。
学習するデータが多いほど、正確な判断ができるようになります。家計簿を月間で集計するより年間で集計したほうが何を浪費しているのか分かるのと同じですね。

機械学習イメージ

 

機械学習には大きく2種類あり、統計をとる手法と、もっと複雑な計算で特徴をとらえる手法があります。下記の2種類です。

統計的機械学習多角的にデータの統計をとることで傾向を見出し、新しいデータの分類や数値予測を行う。
ディープラーニング画像や音声といった大きく複雑で大量のデータについて段階的な分析を何度も繰り返すことで特徴をとらえ、新しいデータに対して予測ができる。

 

統計的機械学習は、売上記録や人の入退場記録といった1件が簡単な記録であるようなデータを用いて学習、予測を行います。売上予測や人の行動パターンを予測する時などに使います。

ディープラーニングは、画像や音声や文章といった1件が複雑なデータを学習、予測したい時に使います。画像識別、物体検出などで使います。

 

より詳しい種類の話は次で説明します -> AIの種類~ありそうで無い分類表~

  

 

 

 

-AI人口知能トピック

Copyright© やさしいAIの始め方 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.