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AIの勉強の始め方~職種別に効率良く~

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リラックス勉強

 

AIについて勉強したい。けど何から始めたらいいんだろう。具体的な方法を知りたい。こういった疑問にお答えします。

 

AIにも色々な仕事があることを、こちらの記事で書きました。AIづくりは初心者も可~開発だけではない~

あなたが興味あるのはどの領域でしょうか。

それぞれの仕事を行うために一番効率のよい勉強方法をお教えします。

  

開発委託者としての勉強方法

 

あなたがAIの開発をベンダに委託する場合も、最低限の知識が必要なはずです。

必要な要素

AI用語、AIができること/できないこと、AIの種類、利用事例、最近の話題、基礎技術、を知る必要があります。

 

勉強期間

1ヶ月

 

勉強方法

JDLA G検定という資格を取ることをおすすめします。

いえ、合格しなくてもいいですが、G検定の勉強をしてください。そうすることで、AIの世界全体を手っ取り早く知ることができます。

この資格は、AI用語を網羅的に覚えるほか、基礎技術から事業に適用する知識も含まれています。自分のまわりでAIが適用できるか、適用する対象はどれか、といったことを考える時に役立ちます。

G検定の詳しい攻略はこちらの記事で書いています -> 【AI資格】G検定は初心者が2ヶ月で取得できる

 

資格を取る時間がなく最小限の時間で済ませたい人は、関連書籍を読んでください。こういった人のために、本を厳選しました -> 現役AI開発者が厳選する本

  

企画、営業担当としての勉強方法

 

必要な要素

AI用語、AIができること/できないこと、AIの種類、利用事例、最近の導入傾向、を知る必要があります。
知識はそれとして、一番大事なのは、利用者が何を望んでいるかを掘り出すことのように思います。皆が新しいチャレンジをしているため利用者自身も何が必要か分かっていないことが多いです。(そんな時はアジャイル開発をするという手があります。)

 

勉強期間

1ヶ月

 

勉強方法

書籍を読んで、実践で経験を積んでください。
多くのAIの書籍が出ている中で、「文系AI人材になる」は特に面白いですし、AIの実態からビジネスの現状まで知ることができます。筆者は何回か読んでますが飽きません。

必要な書籍はこちらで -> 現役AI開発者が厳選する本

また、ツイッターで関係アカウントをフォローしておくのもタイムリーな話題が入りいいと思います。

  

AI技術者になるための勉強方法

 

必要な要素

AI用語、AIができること/できないこと、AIの種類、利用事例、最近の話題、基礎技術といった知識と、プログラミング経験が必要です。
最初から難しいことは無理ですから、段階的に慣れてください。

 

勉強期間

4ヶ月~1年。詳しくは下記の勉強方法と一緒に書きます。

 

勉強方法

技術者の中でも目的により勉強方法が違いますので分けました。

 

データ分析系の仕事をしたい人

データ分析をしたい、求められている、データを使って何かやってくれと言われている、などの場合は、ディープラーニングとは少し違い統計学や統計的機械学習を学びます。

データ分析の勉強ネタは以前はあまり無かったのですが、最近はオンラインコースも充実し、効率的にスキル習得できます。こんな流れで勉強が可能です。

  • 1ヶ月間:オンラインコースで統計学や機械学習の基礎と言語(RまたはPython)を体験する。最初は簡単なものから段階的に。
  • 1ヶ月間:広い基礎知識を得るため、JDLA G検定の勉強、取得。
  • 2ヶ月間:オンラインコースで「データ分析」系の授業を受け、実践に慣れる。複数のアルゴリズムを実行して比較し、各性質を覚える。
  • 上に並行して関連書籍を読む。
  • 実践開始。意味のあるデータ分析を行うために顧客の業界を知ることから始まる。

データ分析におすすめの書籍はこちらです。必要なものを厳選しています。 -> 現役AI開発者が厳選する本

おすすめのオンラインコースはこちら -> AI開発者になれるおすすめのオンラインコース

G検定の取得を目指すならこちら -> 【AI資格】G検定は初心者が2ヶ月で取得できる

 

ディープラーニングの仕事をしたい人

現在の職場で既にディープラーニングが必要になっている人、なりそうな人に関しては、まじめに勉強しようとすると半年以上かかりますが、業務開始を優先するとこのようになります。

  • 1ヶ月間:書籍またはオンラインコースでPythonと機械学習を入門体験。
  • 3ヶ月間:書籍またはオンラインコースで本格的なモデル実装に慣れる。複数のモデルを知り、実際に動かすまでをエラー対処と合わせ何回か実践する。おすすめの書籍やオンラインコースは下記参照。
  • 実践開始。実務でモデル実装の経験を積む。並行してディープラーニングの基本書籍3点セットを読み中身を理解する。

書籍やWebのみで知識を得ようとするとモチベーションが続かないので、オンラインコースを活用することをおすすめします。スクールにはサポートがあるので、期間中であれば実務で困った時に多少は助言を得ることができます。

実務になると自分の知識だけでは足りないことも多いですが、最近はググればヒントがあるいい時代になりました。

おすすめの書籍はこちらです。必要なものを厳選しています。 -> 現役AI開発者が厳選する本

おすすめのオンラインコースはこちら -> AI開発者になれるおすすめのオンラインコース

 

G検定の合格を目指す人

合格体験と最近の動向から攻略法を書きました -> 【AI資格】G検定は初心者が2ヶ月で取得できる

  

E資格の合格を目指す人

合格体験と最近の動向から攻略法を書きました -> 【AI資格】E資格合格への道~今最も効率的な方法~

 

AI周辺のアプリを開発するための勉強方法

AIの利用者のために操作画面や周辺機能を作る必要があります。UI(ユーザインターフェース)ともいいます。これはAIの知識というより、既存のシステム開発、アプリケーション開発、Webフロントエンドエンジニアの領域になってきます。ここでは詳しく書きませんが、このような領域でAIに携わることもできます。

必要な要素

html+css、JavaScript、Pythonのどれかを使ったプログラミング、またはシステム設計の知識

期間

プログラミングであれば言語の勉強に6ヶ月
設計者であればシステム開発の実務経験3年以上が必要

勉強方法

既存のプログラミングに加え、AI連携に必要なライブラリ(django, flaskなど)に慣れる必要があります。それまでWeb開発をしたことのある人であれば少しの慣れで使うことができます。書籍を買うかWeb検索で吸収できます。

  

  

  

いかがでしたか。

筆者の経験から、できるだけ無駄のない勉強方法を書いたつもりです。以前より勉強する環境がとても良くなってきているので、今から勉強する人はうらやましいです。チャンスを逃さないよう願っています。

  

  

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